まず、ジグヘッドをラインに結めばセッティングは完了です。
とてもシンプルな仕掛なので、初心者の方でもかんたんにセットできます。
次に、ジグヘッドにワームをセットします。
注意する点は「まっすぐ、曲がらないように刺す」のがとても重要です。
コツとしては、ワームの頭からフックを刺すのですが、どの位置からフックを抜き出すのかを、ワームに
ジグヘッドを乗せて、あらかじめ位置を決めてから刺すと失敗しにくいです。
また、フックの型に沿ってワームが曲がってしまう・ななめに曲がっていると安定して泳がないので、
ワームの中心にある貼り合わせの線から抜き出すように、ワームをまっすぐセットしてください。
狙う時間帯ですが、良く釣れるのは夜間帯です。
足場の良い堤防や港内の常夜灯などがある場所が釣りやすく、投げやすいです。
(夜間の釣りは必ずヘッドライト等のライト類を準備してください)
明るい時間帯でもカサゴやカマスなどはヒットしますが、アジやメバルは暗い時間帯の方がヒット率は高
いですので、フローティングベストやヘッドライト、足回り等、しっかりと準備をした上で、安全を心が
けて楽しんでください。
ワームがきれいにセットできたら、まずは表層付近を中心に探っていきます。
ジグヘッドは狙いたい層まで沈めて、ゆっくりと「ただ巻き」で魚のアタリを探していきます。
※「ただ巻き」は、リールを巻くだけで、竿先は動かさずにルアーを泳がせる釣り方です。
リールを巻く際には、竿先は海面に向けて、穂先が下向きになるように巻いてください。
巻くスピードの目安として、1秒間にリールのハンドルが1回転するぐらいのスピードで巻きます。
使うジグヘッドのサイズや、水面〜表層付近・中層〜底層付近を狙う場合などで巻くスピードを調整しな
がら、魚のアタリがある層を探っていきます。
表層付近から少しずつ深くなるように、ジグヘッドを沈ませて探るのですが、落とす秒数を数えながら
(カウントダウン)釣ることによって魚のいる層を見つけ、アタリがあればその層を集中的に狙います。
魚のアタリは、竿先に「コツッ!」「ブルブルッ!」と明確に分かりますので、アタリがあれば竿先を少
し引いて、ブルブルと続けて引くようであれば、魚がフッキングしています。
なかなかフッキングしない場合は、アタリがあればひと呼吸おいて、ゆっくりと竿先を動かし、食い込む
タイミングを探しながら、食い込ませます。
フッキングした後は、 リールの釣糸がたるまないように、引きを楽しみながら取り込んでください。
急いで巻き上げると、針が外れる場合がありますので注意してください。